専門科目
2単位
履修者は4グループに分かれて、次の4課題の演習を順次履修します。3週間で1課題です。
研究の対象が複数の学問分野にまたがることが多いデザイン情報学では、 広範囲の内容を互いに連携させて学ばなければなりません。 より効果的な履修のために、自分の手で実際にプログラムを作り、 それを動かしてどんな結果が得られるかを確かめ、考察することが必要です。 このような体験的理解のために、この演習は、5本の柱のうち、 特に情報システム系、メディア系を中心として3年前期に行われます。
ガイダンスでは、授業紹介と半年間の授業スケジュールなどの説明を行います。また、4つのグループに分かれてもらい、課題1〜4をどの順序で履修していくかを決定します。
3次元グラフィックスを扱うのに非常に便利な機能を持つ OpenGLを使って、様々なVRプログラムを作ります。 以下の内容を、3週にわたって行います。

地面の上に置いた物体を、マウスを使ってコントロールするプログラムの実行結果
(講義資料より)
この課題では空気の振動である音を、 コンピュータで扱うことができるようにする信号処理を学びます。 数値計算ソフトウェアMATLABを使って声の信号処理を体験し、 発声や聴覚のメカニズムを学ぶ過程で、 目に見えないものをも操作する工学のセンスを養います。 以下の内容を、3週にわたって行います。

自分の声の分析(講義資料より)
この課題では画像ファイルを扱うための関数集 RASLIBを使い、 白黒画像・カラー画像を生成したり、画像の変形、物の輪郭や特定領域の抽出など、 一般的な画像処理ソフトで提供されているような機能の動作原理を、 C言語プログラミングによって体験的に学習します。

プログラムの実行結果
学生は、これまでに蓄積した能力を注ぎ込み、 比較的難易度の高い部類のプログラミングを行って 「ネットワーク対戦型XX」を作成します。 電子メールやWebブラウザなどの非リアルタイム通信とは異なり、 インターネットを介して、リアルタイムに通信を行うプログラミング (オンラインゲームに近い)です。サンプルプログラムは提示しますが、 あとは自力で作り上げる必要があります。使用言語の Javaは、近年急速に普及してきているプログラミング言語で、 Windows OS, Mac OS, Linuxなど多種のOSで動作します。
以下に2005年の作品例を示します。各自工夫を凝らし、
様々な作品を作り上げています。いずれも、
わずか3週間で作り上げたとは思えない完成度です。

ネットワーク対戦「オセロ」

ネットワーク対戦「STALECT」

ネットワーク対戦「小池ヶ原の合戦」
(説明中、紹介している学生の作品は了承を得た上で公開しています)
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